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Motorcycle Diaries [Books]

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先日観たMotorcycle Diariesの原作。後にキューバ革命を担うChe Guevaraが友人Alberto Granadoと南米を旅した日記。
初めて訪れる地を細かく綴るその様子が映画の場面と重なり、2度楽しむこととなりました。

Cheというのはアルゼンチン人々の口語の癖。カナディアンが文章の終わりにeh というのと同じようなもの。
ペルーやチリを旅している時に「アナタはアルゼンチンから来たのね」と言われてしまう2人。「だってcheってよく言っているから」。

アルゼンチンの裕福な家庭に育った医学生Cheが見る他の国々、同じラテンアメリカでありながら貧困に喘ぐ人々、厳しい自然環境と闘う人々、民族習慣によっておこった病と闘う人々との出会いが表現豊かに書かれているのを読むと、一緒に旅をしているような気分になります。

途中父母への想いも込められ「心から愛している貴女の息子より」 と愛情たっぷりな手紙も含まれているのを読むと、彼が後年革命家になってしまった時の両親の心境はいかばかりだったことでしょう。

なかなか読み応えのある日記です。
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