Fading Gigolo [Entertainment]
Woody Allen監督 2013年作品Fading Gigolo.
Brooklynに住む書店のオーナーFiravante (John Turturro)は破産のため店をたたむことに。彼の危機に際して親友のMurray(Woody Allen)は彼の皮膚科医が女友達とともにセックスを楽しみたいと言っていたことを告げ、2人の間でビジネスが始まる。
アナタ、本当に素人?と言いたくなるくらいにジゴロがぴったりのFiravante. 女性がお金に困ったら身を売るという手段はあるけれど、お金持ち女性を相手に男性だって簡単に現金を手に入れることができるのです。
次にMurrayは隣人であるユダヤ人未亡人Avigalを「セラピストを紹介する」Firavanteを紹介。宗教上ユダヤ人以外の男性と出会うことはありえない彼女は言葉少なに優しく背中をマッサージする彼に心をほぐされ涙にむせてしまう。
おしゃべり好きなMurrayと無口なジゴロ、Firavanteのコンビが絶妙。更にユダヤ人居住区の雰囲気がコミカルに描かれ、ぐいぐいと観客を引きこんでいきます。
Woody Allenの映画はいくつか観ているけれど、印象が一番強いのはBGMに流れるjazz.
この映画でも冒頭のNight and Dayから始まり、スタンダードからラテンっぽいものまで全て好みの音楽で何とも居心地がよいのです。
でもWoodyの優柔不断な理屈をだらだらと語る口調は好きになれない。 あ、それは役柄だったのかな。
2014-11-06 18:00
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コメント(2)
これ、予告だけ観て、映画は見なかったなあ。
ウッディアレンは凄く好きな監督じゃないけれど、初期の作品は好きなものがあるわ。
先日、忙しい時期の直前に、たまたま時間が合って、何年かぶりにマンハッタンを観たんだけど、これ大好きなのです。
マンハッタンもやっぱりジャズのスタンダードを上手に使っていて、ジャズはやはりNYが合うなあ、と実感しました。
by ラパン (2014-11-08 18:01)
ラパンさん
W.Allenの映画の印象は内容よりもJazz. Radio Daysもゴキゲンなナンバーが使われていましたね。
この映画、なかなか面白かったですよ。
by cecileyvr (2014-11-10 03:26)