Omar

世界中を旅して異国の世界や文化に触れることはなかなかできないけれど、映画や本を通じて見知らぬ世界への扉が開かれることはとても興味深いもの。

今日開いた不思議の扉は2013年作パレスチナ映画「Omar」。イスラエルとパレスチナの間には高い壁があり、パレスチナに住むOmarはイスラエルに住むガールフレンドNadjaに会うために壁を毎回乗り越える。パレスチナ解放に向けてイスラエル軍と闘うべく幼馴染達と作戦を練るOmar.　ゲームが展開されていく。

信じられるものは何か?　愛?　友情?　家族?　どれも虚構の世界のように台詞が少ない画像。人々の表情も固く、アメリカ映画にありがちな顔全体で感情をオーバーに表すのとは大違いの人々。全く異なる世界。

Omar とNadjaの愛の行方は?　彼を愛していると言いつつ全く別行動をとるNadja. それもひとつの愛の形なのか?　これもまた異国の世界。

コメント 4

あぁ、この映画見たいと思っていました。
本当にイスラエルの国の中にパレスチナ自治区があって、昔のベルリンの壁みたいなのが張り巡らしてあって、そこに行くにはパスポートが必要なんですよね。
実際にこう言うケースって沢山あると思いますよ。
by のせぞ (2014-07-29 12:29) 

のせぞさん
またしても図書館で借りてきました～。　笑
日々GAZAでの紛争が報道されている中、本当にありえそうな話だな、と思いつつ観ていました。
by cecileyvr (2014-07-30 12:00) 

観て観たいです。
フランスはイスラエルに軍を派遣しているので、パリ市内では、ストがおきていて、緊迫している界隈があります。
世界中から観光客が押し寄せているシャンゼリゼ界隈とのギャップが、、、、、複雑な思いです。
by ラパン (2014-08-02 07:09) 

ラパンさん
ニュースで映し出される各地の紛争や災害は同じ世界で起こっているとは信じ難いこと。更に同じ街の一角も踏み入れ難い場所があったり。
罪のない一般市民が犠牲になっているのは本当に悲しいことですね。
by cecileyvr (2014-08-03 02:58)