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Autumn in NY (14)  [New York 2014]

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NY旅も最終日。日曜の朝はゆっくりとブランチ…と楽しみたいところ。ホテル近くをふらふらと歩いて見つけたカフェ。雰囲気もよさそう。

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ほほーっ、オーガニックメニューなのね。軽くcroissant & coffeeのつもりが、着席すると別メニューを出されてしまいました。そういう仕組みだったわけね。Petit Dejeneunerのセットを注文。

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ポットコーヒー、クロワッサン、オレンジジュース、3種類のブレッド。 小ぶりのグラスで出されたオレンジジュースを飲み干してしまった後の写真。 

15分程してスライスされた3種類のパンが運ばれてきました。どうしてクロワッサンとパンが同時に出せないのか? という質問はさておき、隣のテーブルの家族連れは待ち時間の長さに文句を言っていましたよ。私のテーブルには後ゆで卵が出てくるはずなのですが…と聞いてみると「ああ、それは別オーダー。説明すればよかったわね」とそっけない店員。

なんだかなぁ、と思いながらクロワッサンを食べ始めると…つ、冷たい。残念。
さて、このセットの金額、$15.00!!! チップ込みで$17.00の不満足な食と時間をとってしまいました。トホホ。

今回の旅、振り返ってみるとカフェやデリのみの食事で1度もレストランに行かずじまい。アルコールはオペラ幕間で飲んだスパークリングワイン1杯のみ。 1人旅の楽しさは気軽に動けることだけれど食の楽しみは2の次ですね。それでも美味しいカフェにもめぐり合えたので満足。

短期間ながらも遊びまくったNY. 移動中も気になる店が次から次へと目に入ってきます。店舗数の多さはバンクーバーと比べ物にならないので、街歩きの楽しさも格段に違います。今回はマンハッタン北部から50th St.までしか移動できなかったので、次回は南下してEast Villege, SOHO等を楽しんでみようかな。

Thank you, NY. I will be back again...
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Autumn in NY (13)  [New York 2014]

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NY最後の夜はjazz clubでライブ演奏を楽しみたいな、とインターネットで場所を探した所、たまたま見つけた舞台、そう、クラブではなくBillie Holidayの音楽を元にしたミュージカルを発見。しかも終演日が迫っていたのでこれも事前予約。

Lady Day at Emerson's Bar & Grill 1959年3月フィラデルフィアでの舞台を題材にしたこのミュージカルは1986年初演。2014年Broadwayで再演。Billieを演じたAudra McDonaldは最優秀女優賞のTony awardを獲得。

ステージはまさにBar & Grillの雰囲気そのものでテーブル席の観客はアルコール注文も可能。
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BGMのようなピアノ、ベース、ドラムス、ギターの演奏が始まると気分は1950年代にワープしてしまったかのよう。 
「Welcome to Emerson Bar & Grill. Today is Lady Day show!!」のアナウンスと共にBillie役のAudraが登場。 

I wonder where our loves has gone....

甘く切ない声、歌いまわしのくせといいBillieが乗り移ったような歌声に観客のざわめきは消え、一気に集中。鳥肌が立つような緊張感に包まれました。
歌と共に語りの中で決して幸せではなかった生い立ちや出会ったミュージシャンとの交流等を語るBillie。時にユーモラスに、時にアルコールの力を借りないと支えきれないステージ。これも事実だったのです。

Billie Holidayといえば”‘Strange Fruit” 奇妙な果実 が有名。アメリカの人種差別を題材にした曲。「奇妙な果実」とは木にぶら下がる黒人の死体を意味するのです。実際Billieは1939年よりこの曲をレパートリーに加え、ステージ最後に必ず歌うようになったのです。

この曲が始まると照明は全て落とされ、ピンスポットライトのみがステージ上の彼女に照らし出され、鎮魂歌のように切々と歌われていきます。

最後の曲を歌い終わり、ステージを降りるBillie。観客は総立ちでアンコールを求め…おっと、これはミュージカルだったのです。よろけるようなBillieから実際の自身に戻った元気なAudraが手を振って観客に答え、皆我に帰りました。

さて、ここで気付いたアナタ、この日は朝からヨガ、Frick Collection、オペラ、そしてミュージカルとフル稼働。バンクーバーに帰ってからのギャップに耐えられるかしらん… 笑。
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Autumn in NY (12) [New York 2014]

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午後のオペラを大満喫した後はSt. Patrick Cathedralのミサに参列。現在修復中のこの場所、内部も沢山のパイプで仕切られているけれど、教会自体は開いています。

場所は異なっても静かに祈る一時を持つということ、大切な時間のひとつ。
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観光客溢れるMadison Ave.に立地するこの教会。外と中のギャップは生活と精神のギャップでもあるよう。
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Autumn in NY (11) [New York 2014]

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土曜といえばマチネー公演が楽しめるMetropolitan Opera. 昼間なのでカジュアルな装い気軽に出かけられるのも魅力。とはいっても少しはオシャレな気分も楽しみたいので建物内に入るや否や持参したドレスシューズに履き替えていると、同じ事をしている女性を発見。「アナタも? オペラはやっぱり気分が違うものね」と意気投合。さあ、気分を盛り上げて。
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5階席まであるオペラハウス。今日は4階バルコニー席($40.00!)を予約。常連らしき親切な男性に席までの行き方を案内されて無事着席。席から見える眺めは…た、高い。
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席から身を乗り出さないと舞台が見えない角度。わかるかな、この死角。
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席の前方には英訳の電光掲示が。スイッチ式なので見たい時だけ見ることができます。
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演目はヴェルディ作「Macbeth」。ぜひ生で聞いてみたかったMETのプリマドンナ、Anna NetrebkoがLady Macbeth役を演じます。 写真はWEBより。
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主役はマクベス夫人? と言ってもよいくらいの迫力たっぷりの彼女。深く豊かな声は4階席までビンビンと響いてきます。

夫マクベスにスコットランド王の暗殺を勧め、更に親しい将軍Banquoまでも刺客を放ち殺してしまう彼女。マクベスはBanquoの亡霊にさいなまされ、マクベス夫人も精神を病んでしまう。
この劇的な物語を音楽で表現するということ、楽曲は作者から演奏者へ受け継がれ、更に演出、歌手の力量によって相乗効果を上げていくのです。

カーテンコールに応える出演者達。素晴らしい舞台でした。
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Verdi "Macbeth"
Conductor: Fabio Luisi
Macbeth: Zeljko Lucic
Banquo: Rene Pape
Lady Macbeth: Anna Netrebko
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Autumn in NY (10)  [New York 2014]

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実業家Henry Clay Frick氏が住んでいた屋敷が彼の死後美術館となったFrick Collection. 小規模ながらも絵画だけでなく、彫刻、家具、陶磁器等の充実度は目を見張るものがあります。
館内は中庭のみ撮影可。無料のリスニングガイド利用とともに、ゆったりと1つ1つの作品と向き合うことが出来ます。写真はwebより拝借。
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何とVermeerの作品を3つも保有されています。そのほか、Turner, Titan, Renoir, Monet, Corot, van Dyck, Goya, El Greco...と選りすぐられたものばかり。

この日はEl GrecoのVincenzo Anastagiが公開されていました。彼の全作品のうち、全身像はこの作品のみなのだそう。力強さが伝わってきます。
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実業家としては「アメリカで最も嫌われている男」と評されていたFrick氏、いやいや、素晴らしすぎます。
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The Frick Collection
East 70th Street
New York
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Autumn in NY (9)  [New York 2014]

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土曜の朝はヨガレッスンが習慣になってきた私、New Yorkでもできるかな、と探してみたら…見つけたのはバンクーバー発祥のハイエンドなヨガウェア&グッズ店Lululemonの無料コミュニティクラス。バンクーバー郊外住まいでは移動に少々不便なので行ったことがなかったけれど、NYで楽しめるとは、感謝!
各店舗によって内容がことなるので気になる人はサイトをチェックしてくださいね。

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開店前の1時間無料で店舗を開放、しかもマットつきとは至れり尽くせり。 レッスン前に始めての人は「体調管理は自己責任で」という内容を読まされてサインをし、いざ開始。

とはいっても全レベル向けのレッスンはゆったりとした流れ。NYのヨギー達はヨギーというよりジョガーという雰囲気の走りこんだふくらはぎの女性が多く、バンクーバーとは一味違う雰囲気を楽しみながらレッスンが進んでいきます。

旅の疲れか、遊びすぎか、この日は朝から少々めまいがしていた私、バランスのポーズでクラクラ~と目が回ってしまい、改めてヨガは体のバランス確認なんだなぁと思った次第。それでも久しぶりにストレッチをして気分すっきり。

ヨガの後と言えば、croissant ! 見つけましたよ、美味しそうなお店を。
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入ってみると、ラブリーなディスプレイ♪
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早速Croissant & coffeeのセットを。$4.90!
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バターたっぷりのクロワッサンと濃い目のコーヒーはベストコンビネーション。先ほどのヨガレッスンで見かけた女性達も立ち寄っていて、地元に人気の店なのでしょう。フランス人観光客も美味しそうに食べていました。

ホテルから数ブロック歩いてヨガもクロワッサンも楽しめるとは… やっぱり住まいは郊外じゃなくて街だわ!

Lululemon
New York 75th & Broadway

Mille-Feuille Bakery
2175 Broadway
New York
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Autumn in NY (8)  [New York 2014]

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きっとNew York、しかもUpper westに住む人々はオシャレに暮らしているに違いない! と勝手に想像していたけれど、すれ違う人々はカジュアルな装いも多くヨガパンツを履いているを見ると、すっかり友達感覚。笑

チェーン店のカフェでは1品1品にカロリー表示がされ「マフィン 520cl」と書かれていると思わず手を引っ込めてしまうインパクト。肥満大国アメリカに大きなメスを入れたNew York市の対策は大型サイズのソーダ類を禁止しているほど。健康志向になりつつあります。それでも観光客向けのプレッツェル、ホットドッグ類の屋台は今も健在。
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たっぷりとアートを楽しんだ後はほっと一息つきたいところ。向かった先はWhole Foods. 好きなモノを好きなだけ取れるサラダバーもある食品店。バンクーバー暮らしで得た知恵のたまもの。
Columbus Circle店は営業時間7:00-11:00の人気ぶり。店内の人混みはバンクーバーの倍以上? というくらいでマンハッタンの人々の需要に圧倒されるばかり。

サラダと噂のKOMBUCHAに挑戦。
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北米で売られているKOMBUCHAはいわゆる発酵飲料の紅茶キノコ。気になるその味は...

うーん、私、ダメかも。
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Autumn in NY (7)  [New York 2014]

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The Cloisters

中世ヨーロッパの作品を集めたThe CloistersはMetropolitan Museumよりバスで約50分のマンハッタン北部にあります。

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フランス・パリにあるMusee de Clunyを彷彿させるような雰囲気。
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タペストリーはフランス製ではなく、オランダ製。またまた興味津々。
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ヨーロッパから持ち込まれた作品ばかりを集めたこの美術館はRockfeller2世により設立。巨大な富は芸術をも支配していくのです。

帰路はA trainを利用して59th St. まで移動。ゴミひとつない駅は安全さの象徴。
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車内もクリーン。バンクーバーよりも安全?
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Autumn in NY (6) [New York 2014]

Metropolitan Museum of Art

彫刻、装飾品等の部屋を過ぎ、European Paintingsギャラリー(30室!)へ。古くは12世紀イタリア絵画から19世紀印象派まで、見応えたっぷりの場所。宗教画を見ると、心はイタリアに飛んでいきます。
この美術館のサイトはとても便利で地図を追ってクリックすると部屋毎の展示作品を楽しむことができます。すごい~。

小さな作品に見入っている人々を発見。どうやら日本人のようです。とするとVermeer? 彼の30数作の作品のうち、4点が展示されています。
「水差しを持つ女」
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「リュートを調弦する女」
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片足を地球儀の上に、そして片手は胸に当てている女性は「信仰の寓意」像。
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もう1点あったのですが、ちょっと心に響かず写真は撮らずじまい。

「巨匠の作品を撮影するのはもってのほか! カードを買えば良い!」という意見もあるけれど、自分の撮った写真を整理しながら、その時の自分と向き合うのも面白いもの。心に残るもののみ撮影しているから。

心にビシビシと響く19-20世紀印象派絵画。いつかどこかで見た作品、別の作品であっても同じ作者の筆遣いに懐かしい友に再会したような気分に。

La Orana Maria - Paul Gauguin
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Odalisque with Gray Trousers - Henri Matisse
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烈しいタッチの筆使いは彼の精神状態を表しているよう。Olive Trees - Van Gogh
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Wheat Field with Cypresses - Van Gogh
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見応えたっぷりの作品のエネルギーに圧倒されて、全室は見切れません。それでも2時間程過ごしました。巨大美術館鑑賞は自分自身も元気溢れる時であることをお勧めします。

外に出て軽いランチで一息ついてから向かったのは同美術館の分館であるCloisters Museums.
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Autumn in NY (5) [New York 2014]

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オペラを満喫したNew Yorkの朝。カフェを目指してホテル近くを散策してみましょう。おっ、これは美味しそうなベーカリー。早速入ってみましょうか。

落ち着いた照明の下、Croissant & cafeを頂きます。かなり濃厚な味わいに朝から一気にエネルギー補充。
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9月の終わりというのに気温も約20度と高く、秋というより晩夏のNew York.今日はアート三昧といきましょう。
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1870年開館のThe Metropolitan Museum of Artは約300万点の美術品を所蔵する巨大規模の美術館。New York観光名所のひとつでもあります。
とある日本の雑誌記事で「中国人観光客が増加している今日、パリ・ルーブル美術館やニューヨーク・メトロポリタン美術館は今行かないと数年後には彼等が押し寄せ入場に数時間待ちとなる」 と笑えるような笑えないような事が書かれていたけれど、確かにChinese,多かったです。笑。

この日は開館前より並んでいたので混雑前の朝、行きたい部屋へ自由に移動。
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絵画もさることながら、人々の手で作り上げた彫刻、装飾品は作者の息遣いが感じられるようです。
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このスズランはパールです。豪華!
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ほっと一息。お茶でもいかが?
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イスラムのタイルに目を見張り...
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次の部屋に移動すると、何とGoa Stone and caseを発見。イエズス会の神父達によって製作された17世紀後半 ゴアの石よ、ダーリン! 
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インドは豊かな文化のある国なのです。こちらはムガール帝国時代の宝石箱。金、ダイヤモンド、サファイヤ、ルビー、パールが施された豪華な美しさ。
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To be continued...
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