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Ash Wednesday [Faith]

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今日はAsh Wednesday。カトリック信者にとってイースターの46日前のこの日よりLent(四旬節)が始まります。 日曜日を除くと40日、これはモーゼが人々を率いて荒野を彷徨った日数でもあり、イエスが40日間断食をしたという数字でもあるのです。

それにちなみ、イースター前の40日間はPray (祈り)、Fast(節制)、Charity(慈善)の3つが掲げられます。
今日のミサでは「祈りとは…と堅苦しく考えるのではなく、朝目覚めた時、これからの1日に感謝、そして夜眠る前に目を閉じ、安らかに眠りにつけるよう祈り、翌朝目覚めてまた感謝…を繰り返せばよいのです」

さらに「Charityは家庭でできること。子供達は両親を手伝い、妻は夫に、夫は妻への感謝を…まぁ、思いは日々色々あるとしても、言葉にすることを40日間続けること。40日後は…わかりませんね」とユーモアたっぷりに解説。

毎週教会には行くものの、日々敬虔に暮らしているか、と言うとそれ程でもないところにまた1つ自分の信仰と向き合うきっかけとなる瞬間。写真の男性のように灰と聖油を混ぜたもので額にクロスを印されると想いも新たになります。

Fastは人それぞれ。好きなものを断ってもよいでしょうし、簡単なところではファーストフード断ち、コーヒー、チョコレート断ちなどもあります。物欲にこだわるのであれば「高額ショッピング断ち」もよいかもしれません。

昨年のブログを読んでみると同じようなことを書いていますが、今回も

・TVはできるだけ見ないようにする
・他人を批判しない
・Thanks をもっと言葉にする

TVフリークのダーリンとの暮らし、難しそうだけれどチャレンジしてみましょう。

God is love.
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Epiphany [Faith]

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今日はEpiphany、英語ではmanifestation、東方の三賢者が訪問して幼子イエスの礼拝を記念する日。国によっては祭日になっています。

この日までクリスマスは続いているのです。今日はダウンタウンの教会ミサに参列しました。多人種が集まる中、神父の言葉に「他国から来た人は?」と言う質問があり参列者殆どが手を挙げていた位。
「出身は異なっていても、共にこの場に集まることができるのは何故でしょう?」 

そう、祈りの力なのです。

ようやく我家でも小さなツリーを片付けることにしました。カードや年賀状にて遠くの友人や親戚たちからの便りが届いたのも嬉しいこと。皆が健康に、そしてHappyな日々を過ごせますように。

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SFX Feast [Faith]

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12月3日は聖フランシス・ザビエルが中国にて殉死した日。この日を記念して毎年12月第1日曜にSt. Francis Xavier Feastが世界各地にて行われます。

彼の死体はインド・ゴアに安置されているので当地では大きなイベントでもあります。
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そしてここカナダでも。特別ミサではインド出身の神父が聖ザビエルの生涯を簡単に説明。スペイン出身のザビエルはポルトガル王ジョン3世の命でインド・ゴアに派遣、その後マラッカで宣教、更に日本で初めてキリスト教を布教したのです。ただ1人の日本人として参列した私、ミサの後に神父に「日本から来ました」と思わず自己紹介してしまいました。 

聖ザビエルはインド・ゴア、オーストラリア、日本、ニュージーランドの守護聖人。遠く離れたカナダでもインドの人々を繋げる日でもありました。その場に私がいるのも不思議な縁と思わずにはいられません。

Go and preach to all nations - Matthew 28:19
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Advent [Faith]

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クリスマスまで4週間。毎週ひとつずつキャンドルに灯をともし、来るべき日を楽しみに待つのです。
我家もちょっとだけクリスマスモードに。これは先日見つけたライト。なかなか凝った作りでしょう?

更に気分を盛り上げようと早めに仕事を切り上げ、ダウンタウンで開催されているVancouver Christmas Market に行ってみました。昨年より始まったこのイベント、ヨーロッパ各地でこの時期に行われるマーケットの再現。小さなお店がいくつも並び、外の寒さを吹き飛ばすような暖かい雰囲気。

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写真撮影禁止! と書かれているブースもあるので注意しながら一枚。
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見事なフルーツですね。 キャンドルかと思いきや石鹸! いい香りが漂っていました。
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あっという間に見終わってしまったけれど、ちょっとだけクリスマス気分が盛り上がりました。日本人留学生っぽいグループも数名みかけました。流石新しもの好きですね。

平日4時までは通常入場料$5.00が$2.00に。地価の高いバンクーバー、タダでは楽しめません。 笑
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Holy Spirit [Faith]

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「ミサに行かないと何か忘れ物をした気分になるのよ」と友人が言っていたのを思い出した今日、そういえば旅行や体調不良で2週間教会に行けませんでした。これは大きな忘れ物。

久しぶりのミサは大らかに迎えてくれました。教会は生き物と同じなので、通っている人々も様々。泣いている子供もいれば、おしゃべりしている人、今ひとつ調子っぱずれに賛美歌を歌っている人もいるけれど、祈る気持ちがあるからこそ集っているのです。

今日の話の中で
The Spirit helps us in our weakness. (Romans 8.26-27)

という節が。まさにその通りだな、と思う一時。困った時だけの神頼みではなく、日々感謝し祈ること。温かい食事や家族の笑顔、友人との会話、恵みの雨、降り注ぐ日の光り…全ての瞬間に。

God is good. Life is good.
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Pray, Fast, Charity [Faith]

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今日はAsh Wednesday。額に灰と聖油をまぜたものでクロスを切り、イースター(復活祭)までの日曜を除く40日間、十字架にかけられたキリストの死を悼む時期Lentの始まりです。

この期間中敬虔なカトリック教徒は金曜日に肉食を慎み、チョコレートやコーヒーなど好きなものを断つ、派手なパーティーは行わない等の習慣があります。リオのカーニバルがLent以前に行われるのは意味があるのです。この期間に禁酒、禁煙に臨むのもよいかもしれません。

コーヒー好きの私としては、コーヒー断ちはあまりにも酷なので違う方法をとってみようかと思います。例えば;

・TVを見過ぎない
・他人を批判しない
・心落ち着けて祈る時間を持つ
・Thanksの言葉をもっと口にする

今日のミサで「pray(祈り) fast(節制), charity」と3つのテーマが揚げられました。fastとは上記のように何かを断つこと。charityはむやみに寄付しまくるということではなく、家族を助ける、手伝う、という意味もあります。全ては日々の生活に関連していること。40日間過ぎたらおしまい、というわけではなく、いつも見過ごしていることを改めて考え、自身の信仰を見つめなおす良いきっかけとなります。

God is love.
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Pray in silence [Faith]

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日曜朝はすっかり雪国状態の我家近辺。ダウンタウンも積もったようですね。被写体が少ない郊外ならではの白さ。雪に反射した光りの加減で薄明るいのもいとをかし。

この雪をかきわけながらバスに乗り、教会のミサに参列してきました。
一連の流れの祈りの中で「pray in silence」という場面があります。この時は個人的な祈りを捧げます。気持ちを落ち着けてその時に想うこと、それは遠く離れた家族、気になっている友へ、自分自身、NZ地震の犠牲者、等々自然と沸きあがってくることに対して祈るのです。

Sound of silence...
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Advent [Faith]

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ローマンカトリックでは12月25日クリスマスの4週前の日曜をAdventとし、来るべきクリスマスの準備をします。ラテン語のAdventは英語でcoming の意味します。我家も少しだけクリスマス気分にしてみました。

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「既に街中はクリスマスソングも流れ、ショッピングに出かける人々も多くなりモールも混雑し始めています。パーティーの準備やクリスマス用のデザートのレシピも考えないと…と大忙しの12月。全ては25日が期限なのです。」

今朝のミサの話を聞きながら頭に浮かんだのはインド・ダーリン母宅のクリスマス。家族は皆クリスチャン。コミュニティの人々も殆どがそう。クリスマス前の約2週間前より各自で特別のスイーツを準備し、24,25日にはそのスイーツを手に各家庭を回って挨拶し合う習慣があり、信仰が生活の中に息づいているのです。

…と暑いインドのクリスマスを思い出して懐かしい気分になりふと我に帰ると、そういえば子供の頃はお正月が楽しみだったことも思い出しました。大掃除、おせち料理作り、玄関や神棚にお飾りをし、除夜の鐘を聞きながら年越し蕎麦を食べ、目覚めると新しい服を着て家族同士で「あけましておめでとう」と言い合ったあの頃。とても遠い昔のような気分になりました。

「忙しく過ごしてクリスマスを迎えてしまうと、肝心な事を見落としがちです。」とDavid神父の言葉にうなずくばかり。

Give your thanks.
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Choir practice [Faith]

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2回都合がつかずに練習に行けなかった教会のクワイヤ、久しぶりに参加してきました。最初の2-3回はリーダー達もどうまとめたらよいものやら、という感じでしたが、参加メンバーも落ち着いてきたようです。「誰でもOK、楽器を演奏できる人は持参して!」の声に集まった楽器たちは
・フルート
・アルトサックス
・バイオリン
・ドラムセット
・クラリネット
と、ここまではティーンエージャー組。以下は大人組。
・ギター(2本)
・ベース
・キーボード

さて今夜は4部合唱、上記編成のバンド演奏つきの曲。最初の30分は男声、女声に分かれてパート練習。女声担当の指揮者が拍子を正確にとらずにどんどんとメロディを教え込んでいきます。雰囲気で歌っている、って感じなのです。譜面が配られているのに。

私は合唱の練習は学生の頃授業で習っただけなのですが、譜面を見ながら歌う場合には普通に4拍子なら4拍数えて…と思っていたのに、そうはいきません。プロではないアマチュア集団の場合、譜面を正確に読める人とそうでない人も混じり、更に譜面は読めても自分の好きなようにアレンジしてしまう人も多く…とそれはそれは何でもありなのです。

これが人の声の面白さ、なんでしょうね。ところが楽器演奏はそうはいかない。譜面を正確に表現する! これが全てなのです。アマチュア楽器演奏を楽しんできた私としては、このギャップが何とも気持ち悪い。せめて拍数は数えようよ、と言いたいところ、何と指揮者も譜面を見ていません。あらら~。

パート練習の後は全員合奏です。まずはバンドのイントロから…フルートとクラリネットのハーモニーにバイオリンが加わるようなのですが、しょっぱなから不協和音に。うーむ、前途多難ですよ。更にしたり顔のベースのおじさん、音程はずしっぱなしです。
コーラス隊は群集の勢いかなかなかいい雰囲気です。教会の天井の高さに反響して響きもよく酔いしれて(どんどん遅れていくのですが)無事曲の最後まで。皆もうイエ~イと拍手で自画自賛。そう、楽しければいいのよね。

数回練習し、何となくモノになってきました。レベルの違う人々をある程度の演奏水準までもっていくには指導者がとても大切。今回はちょっと頼りなげな(でも自信はありげ)な人だけれど、ついていくしかないのです。本番はそこそこに演奏したいものです。途中ベースのおじさんのプラグをこっそり抜きたくなりましたが、そこは教会。peace be with you。
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God is love [Faith]

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今秋、聖ドン・ボスコの聖体がカリフォルニアを皮切りに北米、カナダを行脚します。なんとカナダ西岸ではバンクーバーを差し置いて私の住むSurreyに、しかも毎週行く教会にやってくるのです。
10月のスペシャル・ミサのための聖歌隊が募集されました。そんな大事とは知らずに、期間限定で歌えるならいいな~♪と軽く参加した私、今日は2回目の練習日。単なる練習だけでなく、オモシロおかしいことが色々とあります。

私の通う教会では土曜日のミサ、日曜の7回のミサにそれぞれの聖歌隊があり、お互いは知らぬ中。今回のスペシャル聖歌隊は各ミサ時間からポロポロと参加しているようです。彼らの殆どがフィリピーノ。スペシャル聖歌隊のリーダー、ピアニスト、ギタリストも皆フィリピーノ。彼らは普段は陽気な人々ですが、年長者を敬います。例えば若いリーダーが話をしてもオバちゃん達はおしゃべりしているけれど、ちょっと年長者が話し出すと一応(ええ、一応)聞く体制になります。

ところが主張第一のカナディアンのオバちゃん、人の話をすんなりと聞くことはまずなく
「そんなのありえないわ!」とか
「20年もこの歌うたってんのよ。知ってるに決まってるじゃない」といちいち激しく反応。いや~、かなり面白いです。

フィリピーノのことはよくわかりませんが、ウンチクを傾ける人が多いらしい、というのはこの2回の練習で何となくわかりました。一応英語で話しているけれど、カナディアンのように論旨が明確でなく、ダラダラと話し続ける雰囲気があるようですね。まあ参加者も殆どがフィリピーノだから良しなんでしょう。

週末のミサはキックオフのため、できれば7回すべてに参加するように、ユニフォームも配布します等の連絡があったのでコーラスの練習どころか、皆ざわざわとどよめき、何となく気まずい雰囲気に。例のオバちゃんも大反論。一息ついたところで若リーダーが「最後の1曲はGod is Love」と始めた歌。もめていた皆も伴奏が始まると気分も落ち着いてきました。

God is Love
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