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First live sounds in 2012 [Music]

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Vancouver Symphony Orchestraのコンサートに行ってきました。曲目は

Debussy: Prelude a l'apres-midi d'un faune 
Korngold: Violin Concerto in D Major, Op. 35
Berlioz: Symphonie fantastique, Op. 14

新年初のライブはppで始まりました。ドビュッシーをコンサートで聴くのは本当に久しぶり。あまりにも繊細な音量に耳をそばだてていると…どこからともなくジリジリとキャンディーの包み紙を開ける音が。シニアの人々が会場に多かったので仕方ないでしょうか。

続くは初めて聞くKorngoldのバイオリンコンチェルト。バンクーバー生まれのCorey Cerovsekの演奏はカジュアルながらもエネルギッシュで流れに乗ってずんずんと進んでいきます。プロならば当り前なのでしょうが、全て暗譜というのは本当にすごいなぁ、とつくづく感動。

途中休憩をはさんでいよいよ大曲、ベルリオーズ「幻想交響曲」。その昔吹奏楽団で演奏したことがあるけれど、よくもまあこの微妙な弦楽器の動きを管楽器に無理矢理編集したものです。しかも10人以上のバイオリンパートをたった数名のクラリネットでまかなっていたのですから。皆、すごいわ~。

この曲は前半は殆ど金管楽器の出番がなく、終楽章で「待ってました」とばかりにバリバリと吹き鳴らすのが楽しみなのです。勢い余っていた当時の吹奏楽団のメンツの顔を思い出しながら聞いてみると、今宵はかなり上品なトロンボーンでした。

今年も多くのライブを楽しみたいものです。
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